J_nishinipporiIMG_5275_TP_V-1024x690 日本に来ると決める前に

近年、日本に長期滞在する外国人は増加傾向にあります。
しかし、中には『日本に来ればなんとかなる』という考えで、安易に日本に来てしまいトラブルに巻き込まれる、といった方も少なくありません。
この記事では、日本で生活するにあたり、最低限必要なことについてまとめました。
日本に来ようと思っている方は、本当に自分にできるかどうかをよく考えてみてください。
すでに日本に長期滞在すると決めた方も、計画に無理がないか、もう一度よく考えてみてください。



言葉について

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鉄道や空港、観光地などのインフォメーション・アナウンスは、ほぼ中国語・韓国語・英語に対応しており迷うことそれほどないでしょう。
銀行のATMサービスやコンビニの端末などもこれらの言語に対応している場合が多いですが、すべてではありません。
機械が相手であれば、日本語が理解出来ないことはそれほど問題ではないでしょう。

しかし、日本人と直接やり取りをする、といった場合はどうでしょう。
現在、ほとんどの日本人は英語を話すことができません。
そのため、日本語が理解できない、ということは、トラブルに会う確率が非常に高くなる事を意味します。

例えば、もしあなたが道に迷って、英語で誰かに尋ねたとしても、ほとんどの日本人は対応しないでしょう。
対応したとしても、日本語で対応します。英語で対応することは稀でしょう。



J_nishinipporiIMG_5275_TP_V-1024x690 日本に来ると決める前に
また、携帯電話の契約書や部屋を借りるための契約書、仕事の契約書などほとんどが日本語で書かれています。
英語に翻訳された契約書はほとんどの場合用意されていません。
その場で通訳するよう頼んだとしても、それを英語で十分に説明できる日本人はあまりいないでしょう。
これらを理解できないまま契約書にサインしてしまうことは非常に危険なことであり、トラブルの原因となってしまうでしょう。

現在、英語が世界共通語として多くの国の人々によって使用されていますが、日本ではほとんどの人がいまだに英語を話せません。
実際、2016年の株式会社アルクの調査では、日本の社会人・大学生とも「英語を使って業務・学業が行える」人は1割程度となっています。
簡単な会話ができる人も含めれば、英語を使える人の割合はもう少し増えるでしょうが、その割合は多くないでしょう。

参考:アルク英語教育実態レポート(Vol.7)日本人の英語スピーキング能力-リスニング・リーディング力との関係性に見る英語運用能力の実態-』


日本でトラブルなく生活するには、日本語は絶対に必要です。
全く日本語を勉強せずに日本で生活することは、多くのトラブルを招きます。
また、短期間での言語習得は不可能です。言語の習得には毎日の積み重ねが必要となります。
日本に来る前にどれだけ勉強ができるのか、また日本に来てからはどれくらい学習時間が確保できるのか、無理のない学習計画を立てる必要があります。



お金について

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日本は世界的にみて、経済的に豊かな国です。
しかし、自国の物価と日本の労働賃金だけを単純に比較し、『日本でお金を稼ぎながら生活するのは簡単だ!』と思ってはいけません。
日本は、労働賃金も高いですが、生活費も高いです。
学校に通うのであれば、学費も非常に高額です。
実際にどれくらいの費用が必要なのか、具体的に計算する必要があるでしょう。

アルバイトをしながら日本で生活しようと考えている人もいるでしょう。
しかし、あなたがあまり日本語を理解できないのであれば、日本で仕事を探すことは困難だと言えます。
アルバイトをしながら生活しようと考えているのであれば、日本語をできるだけ早く習得したほうがよいでしょう。
日本語を習得すれば仕事を探すことは難しくなくなるでしょうし、悪条件の中、最低賃金で働くといった事もなくなるでしょう。

実際にどれくらいの費用が掛かるのか、下記ページにてまとめていますので、日本で生活できそうかどうか計算してみてください。



まとめ

日本語の習得と金銭的問題は、日本に来る前に最低限考えなくてはならないことです。
『何とかなるだろう』と楽観的に考えず、無理のない計画を立てることが重要です。