CH9V9A0044_TP_V-1024x611 実際どれくらいの費用がかかるのか

日本での生活は実際どれくらいお金がかかるのかをみていきましょう。

日本の生活費は高額です。
自国の物価と、日本の労働賃金だけを単純に比較してはいけません。
自国で無理なローンを組んで日本に来るのはやめましょう。
日本でのアルバイト収入を当てにし、一文無しで日本に来ることは非常に危険です。
アルバイトなしで少しの間暮らせるよう、2、3か月分の生活費は持ってきたほうがいいでしょう。
あなたの計画に無理がないか、本当にその計画で日本で暮らせるのか、もう一度考えてみてください。


支出編

一人暮らしの場合、少なくとも月に100,000円は必要になるでしょう。
寮に入れば、もう少し少なくても大丈夫ですが、いずれにせよ節約する必要があります。
では、内訳をみていきましょう。

家賃

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一人暮らしをする場合、東京での一般的なワンルームは少なくとも50,000円/月するでしょう。
50,000円で探せれば、それはとてもラッキーです。
東京の中心から離れれば多少安くなりますが、少なくとも30,000円/月はかかるでしょう。

学校などの寮であれば、安く住めるでしょう。
東京の中心部でも、25,000円~ぐらいで住めるます。
ただし、3つの部屋に4-6人で生活する、といったパターンが多いです。
ひどい場合だと、10人で生活するような場合もあるようです。
トイレ、お風呂、キッチンは1つしかなく、ルームメイトと共同です。
共同で生活することが苦でないならば、安く住むことができます。

水道代、電気代、ガス代など

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一人暮らしの場合、水道代、電気代、ガス代で約10,000円程度かかります。
寮の場合も、家賃のほかに10,000円程度かかる場合が多いです。

携帯電話代

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比較的新しいスマートフォンを契約しようとした場合、標準的なプランで月6,000円ほどかかります。
最新のモデルでなければ安く契約できる場合もありますが、契約内容が複雑だったり、審査が厳しかったりします。

インターネット

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通常のアパートの場合、インターネット回線は自分で契約する必要があります。
安くても月3,500円くらいはかかるでしょう。
契約は年単位の場合が多いので、日本に来てすぐ契約するのは現実的ではないでしょう。

食費

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日本の平均的な一人暮らしの食費は自炊した場合、月20,000円程度でしょう。
レストランでの1回の食事は安くて500円、一般的な食事は1,000円くらいです。
コンビニなどで1食分のお弁当は500円くらいです。

学費

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日本語学校は年間平均800,000円、大学は年間800,000円~、専門学校は安くて年間500,000円~。
専門学校は安いところは学校の質が悪い場合が多いので、年間800,000円くらいのところへ行ったほうがいいでしょう。

期限内に学費が払えずビザが更新できない人も大勢います。
また、ビザ更新のために学校を学費だけで選んでしまい、必要のない、または興味のない科目の学校に通う人も多数います。



収入編

実際アルバイトなどでどれくらいの収入を得ることができるのでしょうか?
具体的に見ていきましょう。

最低賃金

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2016年、4月現在、東京の最低賃金は932円となっています。東京から離れると、最低賃金はもう少し安くなります。
下記に最低賃金の一例をまとめてみました。

都道府県名 1時間あたりの最低賃金
東京都 932円
大阪府 883円
福岡県 765円
神奈川県 930円
千葉県 842円
埼玉県 845円

日本語が理解できないと、アルバイトを探すのは困難になります。仕事を探すことが難しく、また最低賃金について本人が理解していないことをいいことに、不法に安い賃金で働かせるものもいます。気を付けてください。

労働賃金以外に、電車代(5,000円くらいまで)が支給される会社がほどんどです。
また、レストランなどの場合、食事がついていることもあります。

学生、家族滞在の場合

学生ビザ家族滞在ビザで来日した場合、1週間に28時間までの労働が可能です。
1か月の収入は大体100,000円~120,000円程度でしょう。

例)東京都で時給1,000円のアルバイトを1日5時間、月20日した場合

1,000円 × 5時間 × 20日 = 100,000円

就労ビザの場合

就労ビザの場合、許可がおりた会社でのみ仕事ができます。副業はできないので注意してください。
日本の大学卒の平均的な初任給は1か月、200,000円前後です。150,000円ぐらいの場合もあります。
特別な技術職などであれば収入は高くなると思いますが、これを目安に雇用先に確認するようにしてください。

奨学金

優秀な学生に金銭的援助をする制度です。

学校独自の物、政府がやっているもの、市町村がやっているもの、と種類がいくつかあります。
いくら援助してもらえるかは、それぞれ違います。
学費、生活費すべて援助してくれるものから、学費だけ援助してくれるもの、月に決まった金額を支給してくれるものなど、様々です。

応募資格として、日本語能力試験N2に合格していることが条件の物が多いので、応募できる奨学金を見つけるのは簡単ではないかもしれません。
しかし、様々な奨学金がありますので、応募資格を満たすようであれば積極的に活用するようにしてください。

まとめ

一人暮らしをするのであれば、毎月10万円程度はかかってしまいます。
学費を自分で払うのであれば、毎月の預金も必要になります。
一人暮らしをして学費まで預金するのは難しいです。
学費を自分で払うのであれば、寮に住み、質素な暮らしをする必要があります。
時には、家族からの送金も必要になるかもしれません。

また、お金がないと言って、不法に就労する人が時々いますが、バレれば仕事を失いますし、ビザの更新も難しくなります。
自国の物価状況も考慮し、入念に計画を立ててください。
受けられる奨学金があれば、積極的に活用してください。
日本に来て、お金に困ることのないよう余裕を持って計画してみてください。