LIG93_notewomotuhiroyuki1194_TP_V-1024x714 カタカナの名前を決めよう

日本で生活する上で必要になるのが『カタカナの名前』です。
外国人の場合、銀行口座の開設や契約書などにおいて名前を『カタカナ』で表記しなければならない場面が多いので、『カタカナ』の名前は非常に重要です。

カタカナの名前を決めたら、ずっと同じ『カタカナ名』を使用します。
気分によって変えることはできません。
カタカナの名前の重要性を理解していないがためにトラブルになる場合が多いです。

また、自分で前もってカタカナの名前を決めていないと、銀行や市役所の窓口担当者が『カタカナ名』をつけてしまう事があります。
時々、日本語のルールを無視したようなカタカナ名になっていたり、聞き間違いから間違ったカタカナ名になっていることがあります。
あとでカタカナ名を訂正するとなると、時間も労力もかかります。
トラブルなくずっと同じカタカナ名が使えるよう、慎重に決めるようにしましょう。

では、順を追ってみていきましょう。


日本人の名前の構造

まず、日本人の名前の構造をみていきましょう。
日本人の名前は、最初に『姓』次に『名』です。

通常は、漢字で書かれますが、漢字には沢山の読み方があるので、名前の読み方を、『ひらがな』または『カタカナ』で表記します。

これを『ふりがな(フリガナ)』と言います。
通常、書類などでは『漢字』と『ふりがな(フリガナ)』それぞれ記入する欄があります。

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では、実際に『鈴木 太郎』という名前をみてみましょう。
この名前の、漢字、ふりがな(フリガナ)、英語表記は次のようになります。

漢字 鈴木 太郎
ふりがな
(ひらがな)
すずき たろう
フリガナ
(カタカナ)
スズキ タロウ
英語 Suzuki Taro

英語表記をみると、『タロウ』と『タロ』のどちらでもよさそうですが、どちらか一方に統一する必要があります。
気分によって、『タロウ』を使ったり『タロ』を使ったりしてはいけないのです。
常に同じ『ふりがな(フリガナ)』を使用する必要があります。

例えば、日本に半年ほど滞在した後、やっぱり違うふりがながいい、と言って変えてしまうと、違う人物として扱われてしまいます。

特に、給料の受け取り公共料金の支払い、日本で必要な『はんこ』などでトラブルが起きやすいです。

外国人のカタカナ名の例

実際に例を上げてみていきましょう。
基本的には、音をそのままカタカナに当てはめれば大丈夫です。
日本語母語者や日本語の先生などににチェックしてもらうとなお良いでしょう。
問い合わせフォームから連絡頂ければ、私がチェックしますよ!

Roosevelt

この方の名前をカタカナで表記すると、『ルーズベルト』『ローズベルト』『ロウズベルト』『ルーズヴェルト』『ローズヴェルト』…などなど色々なカタカナで表記できます。
どの表記でも問題ありません。
しかし、『ロウ』よりは『ロー』のほうが違和感がありません。
また、日本語に『v』の発音はないので、『v』の音のカタカナ表記『ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ』はあまり使用しません。
代わりに『b』の音、『バ・ビ・ブ・ベ・ボ』を使用したほうが自然です。
2つのことを踏まえると、『ルーズベルト』または『ローズベルト』が違和感のないカタカナ名です。

Henry

この方の名前をカタカナで表記すると『ヘンリー』または『ヘンリィ』です。
どちらでも問題ありませんが、この場合、『ィ』よりは『ー』を使ったほうが自然です。
名前の最後の文字は、『ー』にしたほうが自然です。

Nguyen

ベトナムの方にとても多い名前です。
『グエン』または『グェン』とどちらでも表記することができます。
よく見ると、中央の『エ』の大きさが違います。
どちらも間違いではないですが、毎回同じ大きさの『エ』を使うようにしてください。
『Hoang』の場合も、『ホアン』と『ホァン』と表記できます。
中央の『ア』に、小さい文字を使うのか、大きい文字を使うのか、どちらか一方に決めてください。

Muhammad

イスラム教の方に非常に多い名前です。
カタカナでは、『モハマッド』『モハメド』『モハメッド』『ムハンマド』…など色々表記できます。
『Muhammad』の発音を日本語で正確に表現することは少し難しいです。
どの表記でも問題ないですが毎回同じ表記をするようにしてください。

注意点

ひらがなで名前を表記する場合は、カタカナの名前をそのままひらがなに対応させてください。
カタカナで『ヘンリー』ならば、ひらがなでは『へんりー』です。
カタカナで『ヘンリー』だけど、ひらがなでは『へんりぃ』と表記してバラバラにならないよう気を付けてください。

順番は『姓』『名』を日本式に変える必要はありません。母国で使用している順番で使用するようにしましょう。


まとめ

『カタカナ名』に正解はありません。
重要なのは、毎回同じ『カタカナ名』を使用するということです。

特に、給料が受け取れない、電気代が払えない、などお金にまつわるトラブルが発生しやすいので、気を付けてくださいね。